読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

『ちはやふる』 語り

漫画語り

「覚悟しなければ自分のものにはなりません」

 

ちはやふる』/第一七〇首

 

 

かなちゃんのお母さんの台詞。

この言葉は、C級決勝の菫ちゃんにかかる。

菫ちゃんは覚悟した。

かるた部が、自分たちのものになると、覚悟した。

必死にとったりしませんよって嘲笑していた菫ちゃんが、覚悟した。

 

なんだってそう。

選んだり、感じたりして、それが身になっていく。

それを身にしていく、という覚悟をもって、選んで、身にしたものは、実になる。

いつか花が咲く。

それは、自分の想像した形や色やタイミングではないかもしれない。

けれども、必ず、花は咲くんだ。

知らず知らずに花は咲くんだ。

願わくば、自分の選んだものが、花になった姿に気づきたい。

そうしてそれがまた実になって、花を咲かせていきたい。

「これ"で"いい」ではなく、「これ"が"いい」と、進んでいこう。