青空エール語り

「私は 私を信じてるよ」

青空エール/19巻より



自分を信じられないと泣いていたつばさが、
全国の舞台を目の前にして、
過去の自分に向けた言葉。

震えるくらい、素晴らしい言葉。

自分に嘆いて、
同期の言葉に揺らいで、
先輩の本音に傷ついて、
後輩の才能を羨んで、
ここまで歩いてきた。

誰も想像しなかったはずだ、
つばさが胸を張って全国の舞台に立つだなんて。
いくつもの奇跡を起こすだなんて。

あきらめないこと。
彼女の武器は、それだけだった。
けれどそれは、何にも勝る武器だった。
心は何度もくじけたかもしれない、
いつどんなときも強い心でいたとは言えない。
けれど、彼女がトランペットを手放すことはついになかった。


続けることは、自信になる。
その心に偽りがなかったのならば、なおのこと。
彼女の背中が、三年間を通してそれを語ってくれた。



がんばれ。

がんばれ。