フルバ語り

「例えば人の素敵というものが

 オニギリの梅ぼしのようなものだとしたら

 その梅ぼしは背中についているのかもしれません…っ

 世界中誰の背中にも

 色々な形色々な色や味の梅ぼしがついていて

 でも背中についているせいで

 せっかくの梅ぼしがみえないのかもしれません

 羨ましいと思うのは

 他人の梅ぼし(せなか)ならよく見えるからなのかもしれませんね」

 

「今も 誰かが羨ましがっているかも

 自分では気づかない何かに 憧れているかも

 そう考えると少しだけ もう少しだけ

 「自分」をがんばってみようかなって思えてくる」

 

第8話より抜粋

 

 

私は、たくさんのものを羨ましがる。

人の長所を見て、羨ましがる。ときには妬む。いじける。

 

けれど、最近、たくさんの人に褒めてもらえる。

「梅ぼし?どこ?」ってなるときもある。

 

はたまた、もしかしたら、言葉にはされていなくても、

誰かが、自分の背中を見ているかもしれない。

そう思っても、いいかな?

そして時には、誰かに、私にはあなたの梅ぼしが見えるよって、言うのも、いいかもしれないな。