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フルバ語り/四歩目

フルーツバスケット/51話

 

じゃあ おれはいのるよ

咲が一生そうやって 一人ぼっちで

いて いいはずないから

この世界に…

他人があふれるこの世界に

咲を大切に思ってくれる他人が

一人もいないなんてそんなこと

あるはずがないから

だから…会に来てください

(略)

途方もない 祈りに思えた

 

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念を飛ばすという自分の力で、

クラスメイトを死の一歩手前まで追いつめてしまった咲。

クラスメイトからのいじめを受けるも、

それは当然の報いだと、黙ってそれを受け続ける。

そんな咲に、弟の恵が、祈るシーン。

 

 

自身のために、祈ってくれる人がいるということ。

見守ってくれる人がいるということ。

その存在に気付けるのは、いつのことなのか。

 

小さい頃、咲と環境は違えど、しんどかったときに、

この恵の言葉に涙したのを思い出します。

私も、途方もない祈りだと思いました。

けれど、たぶん、私は、私のために祈りました。

『会いに来てください』

『現れてください』

 

ありがたいことに、私はいま、

たくさんの人に見守ってもらっている。

小さい頃の私が、祈ってくれたからだね。

周りの存在がありがたいと思えるいまに、

とてもありがたいと思っています。